ルートプレーニング
歯肉縁下の歯垢や歯石を1本ずつ掻き出していきます。
ポリッシング
歯科用抗生物質軟膏の注入

右上顎
右下顎
左上顎
左下顎

退院した日(手術翌日)から元気も食欲もあり、痛みもないとのことでした。
歯科処置から9日後の診察では、
歯は真っ白で、歯肉の発赤も落ち着いていました。
歯科処置から1カ月後の診察では、
歯は真っ白のままで、歯肉の発赤は確認されず非常に良い状態となっていました。

今回の症例のわんちゃんは、仔犬の頃から月に1度歯みがきに来院され、
3ヵ月に1度の定期的な歯科健診を行っていました。
ですので、歯科検診の際に異常を早い段階でお伝えし、
歯科処置を実施出来たので、1本も抜歯することなく全ての歯を温存することができました。
今までは家では歯みがきができないとのことで、
ケアは月に1度、病院での歯みがきのみでしたが、
歯科処置の後から出来る範囲でお家でケアをしていただいています。
今後は、お家でのケア+病院での歯みがきを組み合わせて、
良い状態を維持できるように頑張っていきましょう!