処置から２週間後の診察です。

 

処置前は歯が全く見えないくらい歯石が多く、多くの歯が抜け落ちていました。

またすでに抜けていた、両側犬歯部分の歯肉に大きな穴が開いており、口腔鼻腔ろうになっていました。

口腔鼻腔ろう：上顎の歯の歯周病が進行すると、歯を支えている骨(歯槽骨)が吸収され、口と鼻がつながった状態になることを口腔鼻腔ろうといいます。くしゃみ・鼻水・目ヤニなどの原因となります。

 

今回の診察では「元気も食欲もあります。口を気にすることもありません。」とのことでした。

温存できた歯はきれいなままで、抜歯し縫合した箇所も問題ありませんでした。

また、大きな穴が開き口腔鼻腔ろうになってた部分も、きれいに閉じており全く問題はありませんでした。

 

歯肉の炎症もほとんどありませんでしたので、

歯みがきをしていただくことになりました。

歯みがきは試みたことはありましたが、痛がって・嫌がって諦めてしまいました・・・とのこと☁

今回処置を行い、痛みや違和感はなくしてあげることが出来ましたが、

「痛かった・・・口を触られるのが怖い・・・」という記憶はまだ残っているはず。

なので、焦らずゆっくり口を触られることに慣らしてあげましょう！とお伝えしました☺

 

最初に飼い主さまと一緒にどの歯が残っているか確認☝

次に歯みがきペーストを試してみます！　好きかな～？

 

喜んで舐めてくれました☺

病院で舐めることが出来たら、お家では絶対大丈夫だね�★

 

歯みがきペーストを指につけて歯を触る練習をします。

歯みがきペーストが付いているので警戒することなく触らせてくれました。

この調子なら歯ブラシも出来るかも！とのことで試してみると・・・

 

とってもいい子に歯ブラシでもみがかせてくれました👏

食べることが大好きなスパークルちゃん

歯みがきペーストやおやつを使いながら、歯みがきがおいしく・うれしい時間になったらいいな～♪

 

処置前は「スパークルちゃんが顔を舐めようとすると口臭が気になり、顔を背けてしまっていた・・・」と飼い主さま。

「ですが、処置後は口臭がなくなり舐められても気にならなくなりました。今までごめんね～」

スパークルちゃん、これからはいっぱいお母さんに甘えてね～♡