歯科の治療と処置 106 チワワ 11才女の子〈上手くできなかった歯みがきが、歯科処置後、できるようになった〉

 

 

 

口の臭いが気になるとのことで来院されました。

なかなか詳しくお口の中を診せてくれませんでしたが、多量の歯垢・歯石が認められました。

まずは歯みがきのやり方についてお話し、お家での歯みがきを開始していただきました。

お家でのケアを続けながら定期的な歯科検診に来ていただいていましたが、

なかなか歯ブラシを使ってみがくことができないとのこと。

お家でのケアのおかげで、お口を少しずつ診せてくれるようになりましたが、

進行した歯周病が認められたため、術前検査をした後、歯科処置を実施しました。

 

 

 

プローブ検査

切歯はどれもひどくぐらついており、歯周ポケットが4~5㎜もありました。

 

 

レントゲン検査

上顎切歯部分のレントゲンです。

切歯の歯根の周りが黒く抜け、歯槽骨の吸収が起こっているのが確認できます。

 

 

 

歯神経ブロック

 

スケーリング

 

ルートプレーニング

 


ぐらつきがひどく、歯槽骨の吸収が認められた切歯を抜歯しました。

 

抜歯した部分は、全てきれいに洗浄した後、縫合しています。

 

ポリッシング

 

抗生物質軟膏注入

 

 

 

 

 

 

 

 

処置前はなかなか上手くできなかった歯みがき。

歯科処置後は、「毎日できています」とのこと。

 

歯がぐらついていたり歯肉に炎症が起こっている場合、

痛みや不快感などによりなかなか歯みがきをさせてくれないことがあります。

今回、処置後は歯肉の炎症が全くなくなり、お口の中は痛みのないとても健康な状態。

そこから歯みがきを再スタートすることで、スムーズに歯みがきに慣れることができたのでしょう。

 

「歯みがきが上手く出来ない」や「最近歯みがきを嫌がるようになった」はお口の病気のサインかも!?

 

処置から2カ月後の歯科検診でも、歯肉の炎症はなく、とてもきれいな状態を維持できています。

これからもこの調子でデンタルケアと定期的な歯科検診を続けましょう。

 

 

2018年12月10日