歯肉の腫れ・ヨダレ<破歯細胞性吸収病巣>(ロシアンブルー 3才)歯科症例190-③

 

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右上顎

 

右下顎

 

左上顎

 

左下顎

 

 

 

 

処置翌日

食欲はあり食べたいみたいだが、ネッカーが邪魔なようでうまく食べられない様です。とのこと。

 

処置から10日後

食欲はあります。勢い良く食べると、歯肉を縫合している所にフードが当たるのか少し痛そうにすることがある。とのこと。

口腔内を確認すると、歯肉の発赤は落ち着いてきていました。

歯肉の縫合糸はまだ残っていました。

 

 

 

破歯細胞性吸収病巣は猫特有の病気で、

歯が溶けていく段階で激しい痛みを伴ないます。

この病気の診断にはレントゲン検査が必須、そして抜歯が必要となります。

 

この猫ちゃんはまだ3才と若齢ですが、今回重度の破歯細胞吸収病巣により、

上下臼歯部分の歯肉は赤く腫れ、少し触るだけで出血し、

さらに多くの臼歯がぐらついている状態でした。

すでに無くなっている歯は、歯の表面(歯冠)が破歯細胞性吸収病巣により無くなり、

歯根のみが歯肉の中に残っている状態でした。

初診時、1才前から歯肉の腫れがあった。と飼い主様がおっしゃっていました。

この年令でこれだけ口腔内の状態が悪かったのは、デンタルケアをしていなかっただけではなく、

悪くなりやすい素因があると考えられます。

 

今後は、定期的な歯科検診とお家でのケア(歯みがきやサプリメント)を続けて、

痛みのない生活が送れるように一緒に頑張っていきましょう。

 

 

診察から術前検査、手術への流れはこちらをご覧下さい。

 

 

2026年08月18日