右上顎
右下顎
左上顎
左下顎
処置翌日
食欲はあり食べたいみたいだが、ネッカーが邪魔なようでうまく食べられない様です。とのこと。
処置から10日後
食欲はあります。勢い良く食べると、歯肉を縫合している所にフードが当たるのか少し痛そうにすることがある。とのこと。
口腔内を確認すると、歯肉の発赤は落ち着いてきていました。
歯肉の縫合糸はまだ残っていました。
破歯細胞性吸収病巣は猫特有の病気で、
歯が溶けていく段階で激しい痛みを伴ないます。
この病気の診断にはレントゲン検査が必須、そして抜歯が必要となります。
この猫ちゃんはまだ3才と若齢ですが、今回重度の破歯細胞吸収病巣により、
上下臼歯部分の歯肉は赤く腫れ、少し触るだけで出血し、
さらに多くの臼歯がぐらついている状態でした。
すでに無くなっている歯は、歯の表面(歯冠)が破歯細胞性吸収病巣により無くなり、
歯根のみが歯肉の中に残っている状態でした。
初診時、1才前から歯肉の腫れがあった。と飼い主様がおっしゃっていました。
この年令でこれだけ口腔内の状態が悪かったのは、デンタルケアをしていなかっただけではなく、
悪くなりやすい素因があると考えられます。
今後は、定期的な歯科検診とお家でのケア(歯みがきやサプリメント)を続けて、
痛みのない生活が送れるように一緒に頑張っていきましょう。



