口臭が気になる<歯周病>(犬 mix 6才)歯科症例189-①

 

 

 

最近、口臭が気になる。サロンでも口臭の事を言われた。

半年~1年に1回、無麻酔での歯石取りをしている。との事で来院されました。

 

口腔内を確認すると、臼歯を中心に歯垢・歯石が付着し歯肉には発赤と腫れがありました

また上顎の切歯はすでに抜けている歯も確認ありました。

 

後日術前検査を行い、歯科処置を実施しました。

 


 

歯神経ブロック(局所麻酔)

 

 

スケーリング

 

 

歯周プローブ検査

歯周ポケットの深さを計測します。

右上顎第2切歯・左右上顎の後臼歯・左下顎第3切歯で深いポケットが形成されていました。

上記の歯は重度の動揺(歯の揺れ)も確認されました。

その他の歯のポケットは1~4㎜と比較的浅いポケットでした。

 

ポケットが深かった臼歯部分に根分岐部病変(歯周病が進み歯槽骨が溶けてしまい歯根部が露出している状態)も見られました。

歯根部がトンネルのようになっており、プローブが貫通しています。

 

 

 

歯科レントゲン

上顎切歯です。

右上顎第2切歯で歯槽骨の吸収を確認しました。

黄色斜線部分の歯槽骨が溶けていることが確認できます。

 

右上顎第1後臼歯です。

黄色斜線部分の歯槽骨が溶け、黒く抜けているのが確認できます。

 

 

これらの検査により、治療を決定します。

歯の検査だけでなく、生活環境や年令など様々な要素も含めて考え、

抜歯が必要が、温存するかを1本1本の歯で判断します。

決して不必要な抜歯は行いません。

検査の結果、今回は4本の抜歯を決定しました。

 

 

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2026年07月07日