
右上顎
右下顎
左上顎
左下顎

退院した日から食欲があり、元気にしています。
とのことでした。
歯科処置から9日後の診察では、
歯肉の発赤はまだ完全ではありませんでしたが治まっていました。
歯科処置から15日後の診察では、
歯は真っ白で歯肉の発赤もほぼ無くなっていました。

猫破歯細胞性吸収病巣は、猫特有の病気で、
歯の表面や内部が破歯細胞によって吸収され、徐々に歯が溶けていきます。
そしてその過程で、強い炎症や痛みを引き起こすことがあります。
痛み止めは一時的に痛みを抑えることは出来ますが、
根本的な治療のためには抜歯が最も有効とされています。
この猫ちゃんは処置前も食欲はありましたが、ヨダレ・口臭があり、
ごはんをポロポロ落としながら食べていたようです。
処置後、ヨダレも無くなり、毛づくろいも出来るようになり、とても快適に暮らすことが出来ているようです。
今後も快適な生活が送れるように、お家でのケアと定期的な歯科検診を続けていきましょう。