歯が痛い・口の周りを触ると鳴く<歯周病・潰瘍性歯周口内炎>(トイプードル 10才 男の子)歯科症例157-③

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処置後徐々に食欲が戻り、退院から3日後には元通りだったそうです。

処置前は歯肉の炎症が酷く潰瘍もありましたが、

2週間後の診察では歯肉の炎症もましになり

1か月後にはさらに発赤が軽減していました。

 

 

今回は重度の歯周病が起こっていました。

潰瘍性歯周口内炎もあり、とても痛かったと思います。

処置により痛みや不快感をなくすことが出来ました。

処置前は痛みがあったため診察時の歯のチェックをすごく嫌がっていましたが

処置後は嫌がらずに大人しく診せてくれるようになりました!!

 

またお家でのケアも最初はお口を触ることを嫌がっていたそうですが

飼い主様が毎日少しづつお口を触る練習を続けられたので

お口を触れるようになり、シートで歯を拭くことができるようになったそうです!

 

処置前にお口に痛みがあった場合

処置によって痛みがなくなったとしても

お口を触ったり歯磨きを出来るようになるのはなかなか難しいことがあります。

飼い主様もわんちゃんも本当によく頑張られたと思います!素晴らしいです!

 

これからも一緒にお口の健康を保っていきましょう!!!

 

→診察から術前検査、手術への流れはこちらをご覧下さい。

 

2023年08月25日