フードが食べづらそう・歯が痛い・歯磨きを嫌がる<歯周病・潰瘍性歯肉口内炎>(ミニチュアダックスフンド 15才)歯科症例159-③

歯科症例159-②へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

処置翌日から食欲がありました。

退院後も食欲は変わらずしっかりと食べていたそうです。

 

処置から約1週間後には歯肉の炎症が治まり、

口唇部の口内炎も改善していました。

歯科用軟膏を注入し、今回の処置を終了しました。

処置から約1か月半後の歯科検診では

歯が真っ白で歯肉の発赤や炎症もなく、

潰瘍部分もなくなっていました。

 

 

 

 

今回は歯周病により潰瘍性歯肉口内炎が起きていました。

歯石が多く潰瘍になっていた部分もありましたが、

上顎の切歯はフラップ形成術を行い、抜歯をしたのは2本でした。

 

歯の状態は見た目だけでは判断できません。

プローブ検査歯科レントゲン検査を行った上で温存できる歯と抜歯する歯を決定します。

多くの歯を抜歯をしなくても歯周ポケットの中までしっかりきれいにすることで

痛みや炎症を抑えることができる場合もあります。

 

処置前は痛みで食欲が減り、お口を触られるのをとても嫌がっていたそうです。

処置後は勢い良くフードを食べるようになり、歯磨きも上手に出来るようになりました‼

痛みがなくなりお口の中がとても快適になったからだと思います。

歯科処置を決断されて本当に良かったです!

 

→診察から術前検査、手術への流れはこちらをご覧下さい。

 

2023年12月04日